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ケアマネとの初回面談で伝えること8つ。遠距離介護の家族が準備したメモ

ケアマネと握手をする著者

10時間バスに揺られて、翌日の朝に母の家に着きました。

玄関を開けた瞬間から、案の定、母の話が止まらない。

「待ってました!」とばかりに😅

疲れと安堵が混ざった、なんとも言えない気持ちで、まず一息つきました。

そして翌日、いよいよケアマネージャー(介護の計画を立てて調整してくれる専門職)との初面談でした。

初回面談で何を伝えればいいのか。

私が事前にまとめた8つのことと、面談後にLINEで補ったことを書きます。

目次

ケアマネ面談前に準備した、伝えること8つ

正直、準備しておいてよかったと思っています。

 今回、ケアマネさんに伝えたかったことはこんな内容でした。

  • 今は要支援1だが、実態はもっと重い気がすること
  • 区分変更(介護度の判定をやり直してもらう申請)をして、デイサービスを週2回にしたいこと(介護保険サービスを使うまでの流れは、厚生労働省「サービス利用までの流れ」で確認できます)
  • 訪問系のサービスも追加したいこと
  • その理由は、介護者である父も、物忘れや腰の問題が出てきていて、「他人の目」で定期的に様子を見てほしいから
  • 障害者2級なので、障害福祉サービスとの併用が可能か確認したいこと
  • 視力が弱いため、デイサービスの入浴後に爪切りをお願いできるか
  • 連絡はLINEやメールでも取れるか
  • 私自身は遠方在住なので、頻繁には来られないこと

 これだけのことを、あらかじめ整理して臨みました。

やることリストを作ることで、自分自身の気持ちも落ち着いた気がしています。

ケアマネ面談前に伝えることのメモを作る著者

面談は、思っていたよりずっとスムーズだった

ケアマネさんは、私が訪問介護の元責任者(サービス提供責任者)だったと知っていてくださいました。

そのせいか、話がどんどん進む。

連絡手段はLINEにしましょうと、その場で即決してくださいました。

これが後々、助かることになります。

 母の本来の姿(本人の前では言えないこと)を、後からLINEで伝えられたからです。

面談でその場で決まったことも、迅速に動いてくださいました。

  • デイサービスを週2回に増やす手配
  • 週1回の作業療法士(生活動作のリハビリを担当する専門職)の自宅訪問
  • 区分変更に向けたサービス担当者会議の日程調整

これだけのことが、一度の面談で動き出したのです。

これまで仕事で多くのケアマネさんと関わってきましたが、とても良い方だと感じています。

話を聞く姿勢、判断の早さ。何より「人として信頼できる」という感覚がありました。

ケアマネと初回面談をする筆者と母

一つだけ、気になったこと

ただ、面談を振り返って、一点だけ引っかかっていることがあります。

母が、ずっと黙っていたのです。

私とケアマネさんが専門的な話を進める中、母はほとんど口を開きませんでした。

「ほら、ケアマネさんも私と同じこと言ってるでしょ?」

と、やさしく話を振ってみたのですが、表情は乗り気ではない。

「難しいことはわからないけど、お任せしますって言っておけばいいね?」

そんな感じでした。

話は確かに前に進んでいる。

でも、当の本人の気持ちが、置いてきぼりになっていたかもしれない。

そのことが、今も少し気になっています。

これは次回への課題だと思っています。

面談中に黙ったままの母

面談後、LINEで母の実態を伝えた

それでも今回、一番やっておいてよかったと思えたのが、面談後にLINEでケアマネさんに母の実態を伝えたことです。

14年この仕事をしてきて分かるのは、ケアマネさんは利用者の「日常」を直接は見られないということです。

頼りになるのは、サービス担当者や本人、家族からの情報だけ。

だからこそ、家族にしか分からないことを、きちんと伝える必要があると思っています。

私が伝えたのは、こんなことでした。

  • 母は内弁慶で、他人の前ではとてもおとなしい。
  • でも家族には遠慮がなく、感情をそのまま言葉でぶつけてくる。
  • そして他人に心を開かない反面、家族への依存がとても強い。
  • 特に父への依存が大きく、父が疲弊しているということ。

ケアマネさんからは、こんな返信が来ました。

「なかなか夫婦の関係性が見えていなかったので、ありがたかったです。夫への依存が大きいのであれば、デイサービスの回数を増やすことは良いことだと思います」

この言葉を読んで、少し肩の荷が下りた気がしました。

ケアマネは「見えたこと」と「集められた情報」から判断しています。

見えていないことを伝えるのは、家族の大切な役割だと、改めて感じました。

ケアマネにLINEで母の実態を伝える筆者

おわりに

良いケアマネさんに出会えたことは、本当に心強いです。

遠距離介護においては特に、信頼できる担当者かどうかは重要。

ただ、母自身の気持ちをどう拾っていくか。

それはまだ答えが出ていないし、次回以降も向き合い続けなければいけない問いだなと感じています。

もし今、在宅介護で悩んでいる方がいたら、一つだけお伝えしたいことがあります。

ケアマネさんに「見えていないこと」を伝えるのは、家族にしかできないことです。

面談の場では言いにくいことも、後からLINEや電話で伝えるだけでいい。

それだけで見える景色が変わって、サービスの組み立て方も変わってくることがあります。

完璧な準備がなくても大丈夫です。

「うちの親は、こういう人間です」と伝えることから始めてみてはいかがでしょうか😊

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この記事を書いた人

訪問介護14年目の介護福祉士。元サービス提供責任者。一人っ子として、片道10時間の距離で母を遠距離介護中。介護のために自分の人生をあきらめないための記録を書いています。

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